経営理念

社会福祉法人聖啓会 理事長挨拶

社会の高齢化は想像をこえるペースで進んでいます。
高齢者の介護問題は社会にとっても重大な問題で、今回の特別養護老人ホームの施設整備もその一つと考えられます。介護が必要になった高齢者の方に家庭的な環境を提供し、暖かみがあり親しみのあるケアをすることを通して、社会福祉に貢献できる施設にしたいと考えています。そのためには、高齢者お一人おひとりの人格を尊重し、その尊厳を大切にしてケアを実践していくことである思います。そのようなケアを通して入所者の個を優先し、高齢者お一人おひとりが自分の居場所だと思える場を提供したいと願っています。
「身体拘束ゼロ」の実現は当然のこと守られなければなりません。認知症の高齢者の方を施設の都合で管理する、つまり施設のやり方に高齢者の方の生活を合わせるという介護ではなく、高齢者の方の気持ちを理解したうえで、高齢者お一人おひとりに合わせた心のこもった介護を提供し、利用者の皆様本位のケアを行える場にしたいと願っています。
利用者の方や家族の方、地域住民の皆様、職員等、すべての人のためになるような社会福祉を担う施設として最大限努力していく覚悟であります。